「Jiffcy」を提供する株式会社Jiffcyが、新機能「Dots」をリリースした。
1日1枚の自撮りを送り合う—— 一見シンプルなこの機能は、「関係性を深める」ことに特化した、新しいコミュニケーションの形だ。
単なる写真共有ではなく、“仲の良い人とさらに仲良くなる”ためのプロダクトとして設計されたDotsは、Jiffcyの戦略そのものを変える転換点となっている。
今回は、前回インタビュー公開後の反響から、Dots誕生の背景、2ヶ月での開発、そしてJiffcyが目指すSNSとしての未来までを聞いた。
西村 成城 氏|株式会社Jiffcy 代表取締役CEO
仲の良い人同士のコミュニケーションをより自然に、より深くすることを目指し、テキスト通話アプリ「Jiffcy」を展開。2026年4月には、1日1枚の自撮りを送り合い、自動でコラージュ化される新機能「Dots」をリリース。テキスト通話から写真コミュニケーションへと体験を広げ、“仲の良い人ともっと仲良くなる”ためのSNSづくりに取り組んでいる。
株式会社Jiffcy

インタビュー公開後の反響と手応え
── 前回のインタビュー公開から半年ほど経ちましたが、改めて振り返ってみていかがでしたか?反響や手応えなどはありましたか?
たまたまかもしれませんが、関わっていただいているエンジニアの方々が、かなりの割合で記事を読んでいる印象があります。応募してきてくださる方も含めて、目にしていただいているケースが多いですね。
── そうですよね。実際に候補者の方が記事を読んでから応募されるケースも増えている印象があります。
まさにそうですね。最近入ったエンジニアの方も、事業や考え方についてかなり理解している印象があって。
「どうしてここまで知っているんだろう」と思って聞いてみたら、「この記事を読みました」と言って、Cuvalの記事を見せてくれたんです。
── 採用のきっかけの一つになっているということで、嬉しいですね。
そうですね。それもあって、今回あらためてお声がけさせていただいた、という背景もあります。
新機能「Dots」とは何か

── 今回は「Dots」という新機能をリリースされたということで、まずは「Dotsとは何か」というところから教えていただけますか?
Dotsは、1日に1枚、自撮り写真を友達に送り合うことで成立する機能です。
お互いに写真を投稿すると、それらが自動でコラージュされて、1つの画像として残っていきます。これが日々積み重なっていくことで、思い出として蓄積されていく、という仕組みです。
特徴的なのは、自己完結しない点です。どれだけ自分が良い写真を撮っても、相手が投稿しなければ、その日のコラージュは成立せず、24時になると消えてしまいます。つまり、投稿自体が必ず“共同作業”になる設計です。
これによって何が生まれるかというと、「仲良くなれる」という価値です。コラージュという形式上、そもそも仲の良い相手としかやりたいと思わないですし、その関係性がさらに深まっていく仕組みになっています。
── もともとのJiffcyのコンセプトとも合致していますよね。
そうですね。仲の良い人と、さらに仲良くなれる。そういった写真コミュニケーションとして発明した機能です。
── ちなみに、このDotsはグループでも使えるのでしょうか?
はい、最大9人まで利用できます。
── なぜ9人という制限になったのでしょうか。
社内でテストをしていた際に、人数が多いほど楽しいということが分かりました。もちろん前提として「仲の良い人たち」であることが重要ですが、9人程度で使ったときの体験が非常に良かったんです。
また、Dotsはコラージュ形式なので、レイアウト設計も重要になります。9人であれば「3×3」で綺麗に収まりますが、10人以上になると分割が難しくなり、視認性が落ちてしまう。そういった点も踏まえて、現時点では9人という設計にしています。
“自己完結しない”写真コミュニケーションの発明
── このアイデアはいつ頃生まれたのでしょうか?前回のインタビュー時点では、まだ構想にはなかった印象です。
遡ると2年ほど前に、Jiffcyの「テキスト通話」が、すごく仲の良い人同士で使うと価値が発揮される、ということには気づいていました。
そこから、「同じように仲の良い人と使うことで価値が出る“写真コミュニケーション”もあるはずだ」と考えていたんです。
ただ、いろいろ検討しても「Instagramでいいのでは」「BeRealでいいのでは」といった結論になりがちで、なかなかたどり着けていませんでした。
転機になったのは、今年の2月頃です。COOの小嶋がDotsのアイデアを思いつきました。これまで多くの案を検討してきた中で、「これだ」と思えるものに初めて出会えた感覚でした。
── その発想は、どのような背景から生まれたのでしょうか?
小嶋自身が、「なぜ私はInstagramに投稿しなくなったのか」という点を考えていたのがきっかけです。
SNSは、使い始めの頃は限られた友達との関係構築のために使われます。しかし、フォロワーが増えたり投稿が洗練されていくにつれて、次第に自己表現を競う場になっていく。
その結果、見る側への影響も考えるようになり、投稿しづらくなる構造が生まれていました。
そこで、「関係構築のために使える写真機能であれば、自分はまた投稿するのではないか」と考えたんです。その結果としてたどり着いたのが、「自己完結しない仕組み」でした。
── もともとJiffcyユーザー同士での利用を想定していたということですね。
そうですね。すでにテキスト通話で関係性が築かれているユーザー同士なので、そこに追加のコミュニケーションとして非常に相性が良いです。
わずか2ヶ月で開発──社運をかけたプロダクト意思決定
── Dotsのリリースは4月7日でしたよね。
はい。4月7日にDotsをリリースして、その後の追加機能として、4月28日に「Today’s Dots」をリリースしました。
Dotsは基本的に“その場で撮って送る”体験なのですが、Today’s Dotsでは、一度撮影した写真を24時までであれば後から呼び出して送れるようにしています。
リリースしてみて分かったのが、「夜中に慌てるユーザーが多い」ということでした。
「まだ送っていなかった」と気づいたタイミングがお風呂の後だったりすると、メイクの問題などもあって、そのまま投稿をやめてしまうケースがあるんです。
そこで、昼間に一部の人へ送っていた写真を、あとから他のメンバーにも共有できるようにするなど、細かいニーズに対応したのがToday’s Dotsです。
── ユーザーの反応を見ながら改善されたということですが、フィードバックは多く届いていたのでしょうか?
はい。さまざまなフィードバックをいただいていて、バグ修正も含めて対応しています。
── エンジニアの皆さんはかなり大変そうですね。
そうですね。Dots自体、1つのアプリを作るくらいの規模感の機能なので、本来であれば半年ほどかかる想定でしたが、今回は2ヶ月で開発しました。
── 2月頃に具体的なアイデアが出てきたとのことですが、そこからの開発プロセスについても教えてください。
基本的に、新しい機能のアイデアが出た際は、まず既存ツールで検証します。可能な限りその体験を再現して、本当にハマるかどうかを確かめるんです。
テキスト通話のときは、LINE上で、「会話が始まったら区切りがつくまで抜けない」というルールを設けて試したところ、非常に盛り上がりました。そこで“前提設計の重要性”に気づきました。
Dotsの場合は、専用のLINEグループを作り、1日1回、自撮りをモザイク付きで投稿してもらう。
そして1日の終わりにモザイクなしの写真を再送し、それをコラージュしてアルバムに残す、という形で検証しました。
このかなり手間のかかるプロセスにもかかわらず、約20人のテストメンバーの多くが60日間連続で投稿を続けたんです。
── 他の機能では、なかなか継続されないことも多いですよね。
そうなんです。他の機能では、試してほしいとお願いしてもほとんど続かないことが多いのですが、Dotsは全く違いました。この時点で「これはいける」という手応えがありました。
そこからは、仕様を固めつつ、開発体制も一気に切り替えました。テキスト通話関連の開発は一度止めて、Dotsに全振りする意思決定をしました。
社内では「最も重要なプロジェクトはDotsの開発である」と位置づけ、私自身もすべての開発会議に参加し、必ずリリースに間に合わせるという体制を取りました。
特に4月の新学期に合わせてリリースしたかったので、そこは強く意識していました。
── かなりの熱量ですね。
場合によっては個別でメンバーと時間を取り、この機能の意義について直接話すこともありました。
── 結果として、チーム全体で同じ方向を向けたということですね。
あと1ヶ月長引いていたら、体調を崩していたメンバーも出ていたと思います(笑)。
── 検証段階でKPIのような数値目標は設定していたのでしょうか?
いえ、特に設定していません。
「こういう機能を考えているので、LINEで試したい。ルールはノートに書いてあるので、気が向いたら1日1回自撮りを送ってください」と伝えただけです。
── かなり自然なテストですね。
はい。いわゆる“テストユーザー”として強制するのではなく、自然に使われるかを重視しました。これまで多くのサービスを作ってきましたが、ここまでの手応えは初めてでした。
── 今回の成功要因はどこにあると考えていますか?
大きくは2つあります。1つは機能自体の設計、もう1つは試行回数です。
機能面では、Dotsは「加工なしの自撮りを1日1枚送るだけ」というシンプルさがあります。さらに、投稿しなくても過度なプレッシャーが残らない設計にしています。
経営目線では「毎日投稿させる仕組み」を作りたくなりがちですが、それよりも“自分が本当に使いたいか”を優先しました。テキスト通話の成功体験もあり、自分が心から使いたいと思えるものを作ることを重視しています。
もう1つは試行回数です。どれだけ確信があっても、実際に試してみないと分からない。多くの検証を繰り返した中で、ようやく大きく当たるアイデアにたどり着いた、という感覚です。
── ここまで開発の流れについて伺ってきましたが、改めて体制面についても教えてください。開発は何名ほどで進められていたのでしょうか?
現在、エンジニアは業務委託と役員を含めて14人います。その全員で新機能の開発に取り組みました。
── 最初にDotsの構想を共有したとき、チームの反応はいかがでしたか?
私自身がかなり確信を持って伝えたので、皆さんついてきてくれました。大きな反発は特になかったですね。 若いエンジニアの方は「めちゃくちゃいいですね」という反応で、シニアの方は「まだ完全には分からないけど、良さそうだね」という感じでした。
概念としては、テキスト通話の“仲の良い人同士で使うと盛り上がる”という体験の写真版なので、比較的理解しやすかったのだと思います。
── もともとの思想とも合致している部分がありそうですね。
今回は奇跡的にすべてがうまく進みました。皆さん優秀で、開発上の大きな詰まりがなかったんです。 「ここは時間がかかるだろう」と思っていた部分が2日で終わるなど、そうした積み重ねがありました。
最初にかなり仕様を固めたことも大きかったです。もちろん開発しながら仕様を考えていく面もありますが、初期段階で仕様とデザインに迷いが出ないように、かなり念入りに話し合いました。
そのうえで開発に入り、細かな修正は都度ありましたが、全体の設計思想は固まっていたので、大幅な変更は必要ありませんでした。
「ここはこうつながっているから、その制約の範囲内で最善を尽くす」という判断ができたことが、勝因だったと思います。
── プロダクトを引っ張っていったのは、役員の方々が中心だったのでしょうか。
そうですね。CTOの飯島もそうですし、COOの小嶋はデザイン面、ブランド面で大きく貢献しました。実装部分はエンジニアのスペシャリストの方々が担ってくれました。全体として、無駄が少なかったと思います。
開発期間中は、会議量を通常の3倍ほどに増やしました。ほぼ毎日状況を確認し、不明点があればその日のうちに解消する。常に“待ち”が発生しないようにしていました。
会議は「やればやるほど無駄」と見られがちですが、特にリモート開発では、アジェンダを明確にして短時間で進める分には有効だと感じました。
── エンジニアの方々は基本的にリモートなのでしょうか。
はい、現在は基本的にはリモートです。メッセージ上で素早くコミュニケーションを取り、ややこしい話になったら1対1で話す、という進め方をしていました。
── 4月7日にリリースされてから、ユーザーの反応はいかがでしたか?
リリース直後はバグが発生し、多くの報告が届きました。一般ユーザーの方々にも使っていただきましたし、私の知り合いにも試してもらったのですが、ほぼ全員がつまずくようなバグもありました。
そのため、リリース当日の深夜から朝にかけて修正対応を行いました。そこが一つの山でしたね。
ただ、その後は基本的にうまくいき、Dotsを使った人からは「すごくいい」という反応を多くいただいています。
── 具体的には、どのような点が評価されているのでしょうか。
「自撮りしか撮れないのがいい」という声が多いです。Dotsには顔認証のような仕組みがあり、顔が入っていないと撮影ボタンを押せない仕様になっています。
また、加工もできません。厳密には絶妙な補正が入っていて、無加工に見えつつ自然に良く見えるようにはしていますが、ユーザーが努力して盛れる余地はなくしています。
お互いに自撮りしか送れない。お互いに加工できない。でも、それが仲の良い人たちだから許される。その関係性の中で自撮りを送り合えることが、これまでになかったコミュニケーションになっていると感じています。
── その後、「化粧を落としてしまったら投稿しづらい」といった声を受けて、Today’s Dotsが追加されたという流れですよね。これはいつ頃から作ろうと考えていたのでしょうか?
初期段階から、完成形のDotsのイメージの中には入っていました。ただ、リリース後の反応を見て、優先順位が上がったという形です。
Dotsが変える、Jiffcyの成長戦略

── まだ完成形ではないということだと思いますが、今後Dotsはどのように進化していくのでしょうか。Jiffcy全体のビジョンとのつながりも含めて伺いたいです。
例えば、ライブアクティビティのような仕組みを考えています。ウィジェットは自分で設置する必要がありますが、ライブアクティビティは設置しなくても表示される通知のようなものです。
そこにDotsが送られてきた際のモザイク写真などを表示できるようにしたいと考えています。
── 今後の段階としては、どれくらい構想があるのでしょうか。
現在は2段階目が終了したところで、6段階目まで構想があります。
── 6段階まであるんですね。完成時期の目安はありますか?
完成という概念はなく、ユーザーの声を聞きながらより良い形を目指して継続的に改善を重ねていきます。
今後やりたいのは、Dotsとテキスト通話の接続です。Dotsを作りながらリアルタイムで会話できるようにしたり、Dotsをきっかけにテキスト通話が始まるような体験を作りたいです。
Dotsは、テキスト通話よりも手軽に体験できます。テキスト通話は説明に時間がかかりますが、Dotsは見せるだけで面白さが伝わりやすい。
だからこそ、Dotsを体験した人にテキスト通話も体験してもらう流れを作り、「仲の良い人ともっと仲良くなる」という価値を強化していきたいと考えています。
── Dotsが伸びることで、もともとのテキスト通話のユーザー数や体験価値も高まっていくということですね。
そうですね。今回、方向性を大きく変えました。これまでは「知らない人とテキスト通話する」ようなツール寄りの方向性もありましたが、今は「仲の良い人たちが、より快適に関係構築できるSNS」へ舵を切っています。これはかなり大きな意思決定で、緊張感もありました。
── ターゲットとしては、どのような方々を想定されていますか?
テキスト通話と同じく、若年層から社会人まで幅広く使っていただいています。
また、家族での利用パターンもあります。例えば、子どもが巣立った後に、親子でDotsを使うケースです。この使い方は、非常に継続率が高いんです。
── それは興味深いですね。想定していなかった使われ方です。
ここまでの話を踏まえて、改めてDotsが中長期でどのような役割を担うのか教えてください。
もともとテキスト通話の課題は、「便利だけど概念が難しい」という点でした。ユーザーが「面白いから使ってみて」と友人を誘おうとしたときに、「それってLINEでよくない?」と言われてしまうことが多かったんです。
もちろん、論理的に違いを説明することはできます。ただ、多くの人はそこまで説明を聞こうとはしないですし、「難しそうだからやめておこう」となってしまうケースが多い。そこで重要になるのが、「ぱっと見で分かる面白さ」です。
Jiffcyにはそれが不足していました。言い換えると、「とりあえず入れてみる」という行動を引き出せていなかったんです。
一方で、一度アプリを入れてもらえれば、テキスト通話は非常に継続率が高い。だから本質的には、「まず入れてもらうこと」が最も重要でした。その入口として考えていたのが写真機能であり、それがDotsです。Dotsによって、「見た瞬間に面白そうだから入れてみる」という行動が生まれるようになりました。
Dotsで入ったユーザーが、テキスト通話という継続率の高い機能に触れる。その結果、仲の良い人同士での利用が広がり、さらにユーザーが増えていく——そういった一連の体験を設計しています。
この構造があることで、これまで広告費に頼るしかなかったユーザー獲得の手段が大きく変わる可能性があります。
極端に言えば、本来であれば数百億円規模で投下するような広告費を使わずに成長できるかもしれない。そういった意味で、「社運をかけた」という表現をしています。
── 入口としての役割を想定されていた中で、実際の手応えはいかがでしたか?
当初は、テキスト通話へ誘導するための入口として機能すれば十分だと考えていました。そのため、Dots単体の継続率はそこまで重視していなかったんです。
ただ、実際にリリースしてみると、Dots自体の継続率が想定以上に高く、単体でも成立するプロダクトになっていました。これは良い意味での誤算です。
── 当初の想定とは異なる価値が生まれているということですね。
結果的に、「テキスト通話の入口」だけでなく、「Dots単体でも価値を提供できる」 という、二層構造のプロダクトになっています。
採用・組織づくりと未来
── 今回、採用も視野に入れているというお話でしたが、現時点での採用状況はいかがでしょうか。前回はテック視点を持ったPMが必要というお話もありましたが、その点も含めて教えてください。
現状として、採用はそこまで進んでいません。既存のメンバーで今回の開発も進めている状況です。業務委託の方は増えていますが、正社員は増えていないですね。
今は「人生をかけてやる」というレベルの覚悟を持った方と一緒にやりたいと考えています。
AIの進化もあって、人をむやみに増やさなくても成長できる環境になりつつあるので、「人が足りないから採用する」という状態ではありません。
そのうえで、この会社は将来的に世界で最も大きなプロダクトを生み出す可能性があると本気で考えています。だからこそ、それに本気で賭けられる方と一緒に働きたいと思っています。
── 「本気の人に来てほしい」という点はどの企業も共通する部分かと思いますが、御社ならではの魅力はどこにあるでしょうか。
詳細は公開していませんが、ユーザー数はすでにかなり多いです。
そもそも、我々のビジネスモデルは大規模なユーザー数を前提としているため、最終的には数億人規模で使われるサービスを作る必要があります。
つまり、今はまだ数億人に届いていないプロダクトを、そこまで持っていくフェーズにあります。
Meta PlatformsやSnapchat、LINEといった巨大企業がひしめく中で、独自路線でそれに挑めるスタートアップはほとんど存在しません。
自分が書いたコードや設計によって、数億人が使うサービスを現実的に作れる可能性がある。
そこに挑戦できる点が一番の魅力です。
── AI活用についてもお伺いしたいのですが、社内ではどのように活用されていますか?
かなり積極的に使っています。コードレビューや実装にも活用していますし、新しいAIツールはとりあえず試す、というスタンスです。
── ツールの選定や導入はどのように進められているのでしょうか。
基本的には、エンジニアから提案があればそのまま導入するケースが多いです。全体導入した方がよいものについては、CTOの飯島が選定して導入しています。
── 現在は業務委託中心の組織とのことですが、それを強みと捉えているのか、今後変えていく方針なのかも教えてください。
短期的には強み、長期的にはリスクがある、という認識です。業務委託中心だと、高い技術力を持った方に関わっていただけるメリットがあります。
ただ、長期的には、より条件の良い環境に移られる可能性もありますし、組織への愛着という点でも不安定になりやすい。そのため、長期的な競争力の観点では課題があると考えています。 重要なのは、雇用形態ではなく「どれだけ本気か」です。
本気でこの事業を大きくしたいと信じている方であれば、ぜひ正社員として関わっていただきたいと考えています。
短期的には業務委託で関わっていただき、その中で「いける」と双方が判断したタイミングで正社員化するのも一つの形だと思っています。
私たちの場合、正社員や役員は“超コアメンバー”という位置づけです。
基本的には出社ベースで、同じ思考を共有しながら、一体となって事業を進めていくイメージです。
Jiffcyが描くコミュニケーションのあり方は、今まさに転換点を迎えている。
“仲の良い人ともっと仲良くなる”というシンプルな価値を、テクノロジーで再定義する挑戦は、まだ始まったばかりだ。



